卒業

まだ始めの30分しか観てませんが思ったことを・・・。
映画は1967年製作、107分。つまり1時間47分。舞台は2時間半ちょっとでしたよね?確か。幾ら後日談を付けたといっても原作より1時間長くした意味はあったのでしょうか甚だ疑問です。
 
 舞台ではミセス・ロビンソンがベンジャミンを初めに誘うの場面はベンジャミンの部屋でしたが、映画ではエレーンの部屋なんですよね。エレーンの肖像画が出来上がったから見る?エレーンの部屋にあるのよ。と、ミセス・ロビンソンとベンジャミンはエレーンの部屋へ入りエレーンの肖像画を見るんです。ベンジャミンはエレーンに興味が涌いたようでした。このクダリは結構ポイントかなと思いました。この時点ではまだ会ってないエレーンに惹かれているけど、その後すぐにミセス・ロビンソンに誘惑されるんです。絵に描いた餅より目の前の何とやらです。舞台ではエレーンに惹かれていく過程がイマひとつ納得いかなかったけど、映画のこのシーンを見て「なんだそーゆーことか」と納得。
初めからベンジャミンはミセス・ロビンソンとは体だけだったんだな。舞台では心が通じ合って、で、身体もってふうに取れたのよね。まだ最後まで観てないから感想は変わるかもしれませんが、舞台での脚本、演出の疑問点がクリアになってきてすっきり。